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雲高計 - CBME80B

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Eliasson(エリアソン)雲高計CBME80Bは、正確で信頼性の高い雲高情報を必要とする場所、例えば空港、自動気象観測所、石油プラットフォームなどに設置可能なコンパクトで軽量な独立型機器です。

パルス状のレーザーを垂直方向に送信し、返ってきた反射の時間を測定するLIDAR(LIDAR = Light Detection And Ranging、光検出と測距)の原理に基づいて機能しています。レーザパルスが発射され、反射光の振幅や、煙霧、霧、噴霧、降水及び雲により引き起こされる後方散乱信号が測定されます。その後、生じた後方散乱のプロファイル(信号強度対時間など)は雲底の高さを判断するために保存され処理されます。光の速さが分かっていれば、レーザパルスの発射からそれによる後方散乱の検出までの時間の遅れから、雲底の高さを算出します。

CBME80Bのトランスミッタの出力は目に安全なレベルに制限されている低出力ダイオードレーザーです。
信号検出にはリアルタイムのデジタル化技術が採用されており、信号処理にはFPGAと組み合わせた強力なマイクロプロセッサが使用されています。

CBME80Bは、最大で3つの雲底を同時に検出することができます。加えて、全雲量アルゴリズムが最大4つまでの雲層と雲量を計算し、雲底の他に、鉛直視程など視界を妨害するものがないかどうか検出します。組込みソフトウェアにはサービス及びメンテナンス機能が含まれ、内部モニタリングから持続的にステータス情報を提供します。

特徴

  • 高い信頼性 – MTBF(平均故障間隔) 100 000 h
  • 設置・メンテナンスが簡単
  • 長寿命なレーザー (計算 10年)
  • 測定範囲機能 約7620m
  • 軽量・低消費電力

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