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気象衛星ひまわり受信システム

静止気象衛星「ひまわり」8号・9号は、7号の後継衛星として、2015年より始動しています。
7号と比較すると、8号・9号は解像度が2倍になり、観測画像の種類が5から16に増えました。また、モノク口から力ラーになったため、黄砂や火山灰がより鮮明になりました。
観測スピードは約3倍になったため、7号ではフルディスク(衛星から見える地球すべての範囲)を30分ごとに観測していたのが8号・9号ではフルディスクを10分ごとに観測します。さらに、日本など、特定の地域は2.5分ごとに観測します。

Himawari N2
Himawari IR

通信衛星による配信、HimawariCastでは、衛星画像の高速情報伝送(HRIT)ファイル(バンド数14)、低速情報伝送(LRIT)ファイル(バンド数4)や、数値予報GPV、地上観測データ、衛星海上風などのSATAID形式のデータなどが配信されます。

受信したデータはひまわり受信システムで処理され、気象データは防災・交通・船舶や航空機の安全確保などに役立てられています。

システム構成

HimawariCast送信局から送信された衛星画像とSATAID形式データは通信衛星JCSAT-2Bを経由し、データ受信システムへ送信されます。
Cバンド受信アンテナはJCSAT-2Bから送信されたデータを受信し、DVB-S2受信機へ送信します。
DVB-S2受信機は受信したデータをIPパケットに変換し、データ受信処理ワークステーション(PC)へ送信されます。
データ受信処理ワークステーション(PC)は受信した圧縮暗号化データを展開し、保存します。
ここから、必要なデータを予報官モニターへ送信します。

本受信システムは、設置される場所や環境に合わせてシステム構築させていただきますので、受信アンテナから予報官モニターまで、ご要望に沿ったご提案が可能です。

詳細は、お問い合わせください。

※構成はご要望や設置場所によって変更可能です

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